診療案内
肛門疾患の治療
便漏れ(便失禁)治療
便失禁は予防も治療も可能です。
便失禁で悩んでいる人の多くは話題にしにくい症状であることや、命に別状のないこと、または治療法があることを知らないために病院にいって診てもらうことが少ないのが現状です。
「もう年だから」などとあきらめないで、ライフスタイルを考慮しながらその程度と原因にあった治療法を選択しましょう。
検査の方法
肛門指診 | 問診の後、肛門に指を入れて直腸や肛門の病気の有無や筋肉の異常を確認します。 |
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肛門内圧検査 | 肛門括約筋を締めたとき、緩めたときの圧力を測定して筋肉の強さを確認します。 |
超音波検査 | 肛門括約筋の厚さや、傷ついていないかなどを調べます。 |
治療法
バイオフィードバック療法
自分では肛門を締めているつもりでも、大臀筋(お尻の筋肉)にしか力が入っていない場合があります。肛門括約筋を上手に締めるのは意外と難しいのです。そこで、肛門に圧力センサーを入れて、画面で確認しながら肛門を締める練習をして、自分で締め具合を覚えるのが「バイオフィードバック療法」です。